あるアスペの一生

30歳の失恋をきっかけにアスペルガーとしての過去の人生を否定しようともがき苦しみながら生きている阿呆の一生を書き連ねるブログです。

2021-01-01から1年間の記事一覧

どうすればアスペルガーの弱みを克服できるだろうか

私は28歳のときにある場所で2時間4万円かかる心理テストを受けて、私自身がアスペルガー群に分類されることを知った。仮にそのテストを受けなかったとしても、私の幼少期からの様々な行動や考え方は、テストのような客観的な証拠が無かったとしても、私自身…

性欲と、自分の過去の生き方とを天秤にかけた話

私がアスペルガーである自分自身を否定したのは、30歳のときの失恋だった。失恋自体は、その前に何度も経験していた。そして30歳のときの失恋が、今振り返れば特別だったというわけでもなかった。ただ、その時初めて、私は自分の生き方は間違っていたと自覚…

所属欲求が低すぎる

小さな頃から集団に所属することに抵抗があった。それがどんな集団であったとしてもだ。 私が「自我」というか、明確に自分自身の意志を持つようになったのは小学校4年、10歳になる年だったと思う。その前から、私はあまり学校のクラスに馴染めないような人…

友人たちに感謝したい

他人との距離感をつかむのが苦手だった。 何らかのコミュニティに所属することが苦痛だった。 私は一匹狼のような生き方を常に望んできたし、今も本質的にはそうである。 一人で生きられるほどの力も実力もないのだが、自分が望まないこと、自分が良しとしな…

強みも失われてしまったこと

私はアスペルガーだったので、世間一般でいうところの「空気」をまったく読めない人間だった。 今でも本質的にはそうかもしれないが、だいぶ気を付けているつもりだ。 余計なことは言わない、自分の意見主張はしないように努めている。 ただ、その結果私自身…

このブログについて

2018年12月、私は自殺した。 当時34歳の私は、それまでの自分自身のすべての価値観や人生を否定した。 今の私はその亡霊でしかない。 このようなブログを書いているので、事実として私の肉体は生きている。 しかしその人格や価値観はずいぶん変わってしまっ…